「今週は厳しい寒さに」 天気予報がそう言っています。
寒いと布団が恋しくなります。
朝、目が覚めても布団から出られない、出たくない。
冬の間、そういうことが毎日続く。これは当たり前のこと…
だと思っていました。
ところが、寒い朝でも普通に起きられる住まいがあるらしいです。
きっかけは、ヒートショックについて調べたことでした。
ヒートショックとは、急激な温度の変化で身体がダメージを受ける状態なんだそうです。
なんだかわかったようでわからない説明です。
急激な温度の変化で身体がダメージを受ける?
温度変化といっても、せいぜい数度だろうと思っていました。
冬は室温が低い。仮に暖房を効かせていて18℃だとします。
ここからトイレに行くとします。
まさか氷点下ということはありません(まだ水は凍っていませんからね)。せいぜい2~4℃でしょう。
その温度差、16~14℃です。
厳しいっちゃあ厳しいですが、「ショック」なんて言うほどではありません。
そういう認識でした。
答えからいうと、これは間違いでした。
どうやら温度差というのは、自分の周りの温度を直に測らないといけないらしいです。
どういうことでしょう。
まず私は布団の中にいます、その時の温度はおそらく33~34℃です。
布団を出ると、まず室内の温度(18℃)にさらされます。ここで温度差16℃です。
この時点ですでに無理な気がします。起きられなかったのはそういうことだったのでした。
さらに、廊下を歩いてトイレに行きます。
換気のために窓が開いていたりします(だいたい開いています)。
冬の夜だと外気温2℃というのは普通にあります。零度なんて時も珍しくありません。
窓が開いていても外気温そのままってことは無いでしょうが、+2℃として4~2℃です。
ということは、冬の夜中にトイレへ行く場合、非常に短い時間のうちに身体は30℃以上の温度差にさらされることになります。
30℃以上ということは、何十℃という温度差です(いみふ)。
これでヒートショックが起きないほうが不思議です(確かにふしぎ)。
これを防ぐには、寝室からトイレまで、屋内の温度差を少なくする必要があります。
そういう家なら、冬の朝布団から抜け出せなくて遅刻しそう、なんてことも無くなりそうです。
で、どうするか。
魔法の呪文を唱えるんだそうです。
こうだんねつこうきみつ、こうだんねつこうきみつ、こうだんねつこうきみつ。
(この項続きます)