この社会を守るために(盛りすぎ)

ご承知のとおり、回転寿司店でレーンを回っている寿司に唾液をつけたり、テーブルに備え付けの醤油さしを舐めたりしている動画がSNSに出回って、大変な騒ぎになっています。

この行為は容認できません。
でもこれで「回転寿司、やばいよね」となって、みんな行かなくなるのもどうかと思います。

私は、基本的に寿司は回すものではない派です。回転寿司ファンのみなさん、すみません。
しかし、回転寿司の仕組みと可能性には一目も二目も置いています。
わが国発のこんなに可能性に満ちた仕組みを、こんなくだらないことで無くすのは社会的に大きな損失だと思います。

普段、つつましく生きている私たちが社会に向けてできることはそんなにありません。
しかし、今回のこの騒動に対してできることがあります。
スシローでも、この際、くら寿司でもどこでもいいです。
食べて、この仕組みを守りましょう。
おおげさな言い方ですが、資本主義社会で「ある商品」を買う行為は、その商品を扱う企業に信任の1票を投じることにつながるからです。

私も、この週末にわずかですが1票を投じてきました(回転寿司を食べに行っただけやん)。
お店は空席が目立ちました。これは変な時間に行ったせいかもしれません。
レーンにはタッチパネルで注文されたものしか流れていませんでした。
騒動のせいで商品の提供方法を変えたようです。

みなさん、回るお寿司を食べに行きましょう。

そして、その次は回らない寿司のお店にも足を運んでください。
こちらも、いいものですよ。

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