新しいNISA、どうですか

新しいNISAでは、成長投資枠とつみたて投資枠の併用ができるようになり、年間投資上限額が合計額が360万円、非課税保有限度額の総額が1800万円に引き上げられました。
保有期間もこれまでのNISAと違って無期限になりました。
「貯蓄から投資へ」と言われたのは2003年、証券税制の優遇措置開始の時でした。
それが岸田政権で再び強調されています。
投資に関心を持つきっかけはひとそれぞれです。
「貯蓄から投資へ」の呼びかけもきっかけだと思います。
一般の人を対象にアンケートすると、特に多いのが「将来に対する漠然とした不安」といわれます。
さまざまなきっかけで、市井の人々は投資に向かいます。
そのきっかけのひとつであり受け皿となるのが新NISAというわけです。

新NISAは、投資をする人に有利な仕組みです。
制度の範囲内での取引なら、利益や配当金が非課税になるからです。
通常、株式や投資信託などから得られた売却益や分配金・配当金には20.315%の税金がかかります(※)。
でも、新NISAではこれがかかりません。非課税です。
新NISAは、投資をする人全員がその恩恵を受けられます。
たとえば、一般口座を使って株式を購入すると、配当が10万円あっても振り込まれるのは8万円を下回ります。私は、税金は払えるだけ払う考えですが、これがそのまま10万円振り込まれます。正直かなりうれしいです。
※内訳は、所得税・復興特別所得税15.315%、地方税5%

新NISAで購入した株式が値上がりして売却しても、その売却益は非課税です。
たとえば、買った株式360万円分が3,600万円になった、とします。
いわゆるテンバガーです。この場合、いったん利益確定するのが定法です。
売却益は3,260万円です。この税金がゼロ円になります。
同じ事を一般口座ですると税金は6,622,690円です。新NISAがいかに有利かわかります。
この有利さを実感してみたいので、誰か急騰銘柄を教えてください。

結論。口座開設しても損はありません。

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