うわっ…スタバのコーヒー、少なすぎ…?

タイトルからお分かりのように、今日はネタです、ネタ。

わたしはスターバックスのドリップコーヒーが大好きです。
スタバは看板商品のラテやフラペチーノが注目されがちですが、コーヒーも相当なものです。
あの濃厚でたっぷりとした量のコーヒーを全国どこでも飲めるっていうのは、わが国のコーヒーシーンを変えたと思います。

さて、そのコーヒーがいつの頃からか少なくなってしまいました。
店頭でトールやグランデサイズのコーヒーを注文すると、その場でかわいい店員さんやかっこいい店員さんが笑顔でカップに注いでくれるのですが、ですが。
カップの淵からだいぶ下のところまでしか、注いでくれなくなったんですよ。
わたしが知る限り、全国どこでも。


たとえば、今日立ち寄った某店はこんな感じ。
小心者なので、レジではなくテーブルまで持ってきてから写真を撮りました。
だから、これを撮るまでに私が飲んでしまった疑惑を晴らす証拠はなにもありません。
まあ、信じてくださいとしか言えません。
それはさておき、前はもう少し上まで入れてくれたよなあ、とレジ前で遠い目になったわたしです。

おそらく、カップになみなみとコーヒーを注ぐとコンディメントバーでミルクなどを入れるお客さんが困るから、というような理由がついているんだとは思います。
そして、それがマニュアルのようなものにしっかりと書かれているか、研修によって徹底されているのだと思います。
だから、全国どこでもこんな感じでカップの上を空かして入れるようになったんだと思います。
だけど、なんだろう、わたしの心にたち込めるこの不全感は。
端的にいって、わたしはカップのフチぎりぎりまでなみなみと注いでほしいわけです。

そう注文すればいいだけでしょ、と思うでしょ。
だけど言えない。なんか言いにくくて言えないんだな、これが。

そんなわけで、店員さんがコーヒーを入れてくれているとき、その後ろ姿に「念力」を送っているのはわたしです。
だけど、効果はありません(あったら、あったで怖いですけど)。

「おまたせしました。今日のコーヒーは〇〇です」
とか言いながら、店員さんはマグカップの持ち手を右側(店員さんから見ると左)に回して、笑顔で渡してくれます。でも、私の耳にはほとんど聞こえていません。
その時、私の意識はコーヒーの量に全集中です。視線はコーヒーの液面を凝視しています。
そしてほとんどの場合、(少なっ!)と心の中でなにかが弾けるようにつぶやきます。
しかし、わたしは店員さんの言葉に笑顔を返します。
「ありがとう」

どうです、この堂々とした小者っぷり。人間万事全方位外交です。
生まれついての小者には、小者なりの生き方とプライドがあります。

実は一度、もう少し注いでほしいとお願いしたことがあります。
その時は、気持ちよく注ぎ足してくれました。
気分がよかったので大げさに喜んでみせました。
それを憶えてもらって、次もたくさん注いでくれるようにしようという姑息な計算がそこにありました。
しかし、それは一度きりでした。

スターバックスの中の人に提案です。
この部分、マニュアルを変えませんか。
いまのように、ミルクを追加する人に黙って配慮するんじゃなくて、
「ミルク、入れますか?」と聞くようにする。
で、要りませんと言われたら、なみなみと注ぐ。
これで万事(いや、わたしだけか)、解決です。

ここまで書いて気づきました。
たくさん飲みたい時は、マグカップをあきらめてグランデサイズにするといいんですね。
値段は、トールサイズ420円、グランデサイズ464円。
その差、45円。

あーあ、なんだかなあ。

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