洋食のエース メニューA「ハンバーグとトンカツ」

今日は日曜日です。お昼過ぎに、前から気になっていたお店に行ってきました。
「洋食のエース」です。神戸三宮センタープラザ西館B1Fにあります。

お店はカウンターのみ12席(ぐらいだと思います。数えるのをうっかりしました)です。
店の前にはカップルがひと組待っていました。
店の前にメニューが置いてあります。メニューは9つほどです。
それを眺めながら順番を待ちます。
といっても、待つというほどのこともなく、席に案内されました。

着席すると、すぐ注文を聞かれました。
初めてのお店では、メニューの先頭にあるものを頼むことにしています。
理由はいろいろとありますが、ここでは言いません(笑)

今日は、タイトルのとおりメニューA「ハンバーグとトンカツ」をお願いしました。
ライス付きで850円(税込み)です。
先払い式です。注文すると店員さんがコイントレーを持って来られます。
財布から、硬貨でぴったり払います。
これ、地味ですが、個人経営の店でカードを使わないのと同じぐらい大切なことです(個人の感想です)。

支払ってひと呼吸すると、もう料理が出てきます。
混んでいるので、注文の多いメニューはどんどん作っているのだと思います。

白いお皿の右にハンバーグ、左にトンカツ。その向こうに付け合わせのスパゲッティとキャベツのサラダが添えられています。
ハンバーグは普通サイズ、トンカツは4片です。この2つに濃い茶色のソースがたっぷり掛けられています。

多くのメニューにハンバーグが載っています。おそらくこの店のメインなのでしょう。
ハンバーグは流行り(?)の煮込んだタイプではなく、しっかりとしたクラシックスタイルです。
さっそく箸で切り分けると、肉汁がほどよく滲みます。それに濃い茶色のソースを絡ませて口に運びます。
いやいや、なんやろこれは。わははは。「洋食のハンバーグ」を実体化すると、きっとこうです。肉々しい。そしてめちゃ熱々。熱すぎるほどです。これに濃い茶色のソースがすばらしくよくあっています。

次はトンカツをいきます。
さっきのハンバーグ体験から考えて旨いに決まってるからです。もったいなくてパクパクいけません。4片なので、ひと片を半分ずつにします。
トンカツは、ソースを絡ませて食べると、衣がさくっ、肉の歯ごたえとうまみが次に来て、脂のうまみがジャワーですわははは。もうね、これですわこれ。なんちゅもんを食べさせてくれたんや…(©京極さん)。
スパゲッティとキャベツがいいぐあいに舌をリセットしてくれて、何度もわはははになれます。

できる限りゆっくり食べようとしましたが、あっという間に食べ終えてしまいました。おいしいです。
これはもう一度、いや二度でも三度でも来るでしょう。いや来たいぞ。

店を出るとき、外には7人ぐらい並んでいました。
どうやら私はタイミングよく座れたようです。
「洋食のえーず」は、そりゃそうだよなと納得の味とプライスです。

休日にお越しの向きは少々待つことになるかもしれません。
ご用とお急ぎでない時に、ぜひ。

漢の食彩 ~夜の札幌一番塩味~

「札幌一番」塩味の袋を開け、麺を取り出します。
大き目のどんぶりに麺を入れ、水を表示どおり(500ml)入れます。
そのまま電子レンジで加熱します。
加熱時間は600wの場合5分30秒、500wなら6分が目安です。ラップはいりません。
チンと鳴ったらどんぶりを取り出して粉末スープを入れてよく溶かします。
小袋のゴマをトッピングしていただきます。

【材料】
・「札幌一番」塩味 一袋
【参考】
・お好みでラー油を垂らすと四川風(?)に。
・どんぶりが小さくて麺全体が水に浸からない場合は、途中で裏返すこと。
・レンジからどんぶりを取り出す時、やけどに注意。
・野菜をアレンジするなど妙に料理っぽくしたい時は、素直に鍋で調理した方がいいです。

なか卯、パーテーションを撤去

いつものように、朝ごはんを食べに「なか卯」に寄りました。
なにか店内の様子が違います。
昨日まであったパーテーションが取り払われていました。

インターネットを検索したんですが、このことは全然ヒットしません。
もしかすると、パーテーションを撤去したのはこの本町店だけなのかもしれません。

だとしても、政府発表直後に撤去というこのスピード感。
恐れ入りました。

ところで、パーテーションが無いと座る場所がわかりにくかったです。
慣れっておそろしいです。

地下鉄として最高高度らしいです。

通勤で毎日大阪メトロ中央線に乗っています。途中、弁天町駅を通ります。
実はこの弁天町駅、地下鉄の単独駅としては日本一高いところにあるそうです。
その高さ13.7mとか。

すごいというか、なんというか。
そういえば、高校生になって初めて中央線に乗った時、車体や窓が雨でびしょ濡れになっているのを見て不思議な気持ちになったのを思い出しました。

 

久しぶりに雪が

おはようございます。雪が夕べから断続的に降っています。自宅前の道路にも、久しぶりに積もりました。といっても、自動車が何台か通ると溶けてアスファルトが見える程度ですが。

関西は冬でもそれほど気温が下がりません。夜に降った雪はとたんに溶けて、明け方の冷え込みで凍ります。

だから、当地で怖いのは雪より道路の凍結です。

気をつけていってらっしゃい。

サウイフモノニワタシハナリタイ

ちょっとタイトルの付け方を間違ったなと思いました。が、このままいきます。

私は料理番組を見るのが好きです。
昨日もインターネットで、ある料理チャンネルを見ていました。
そのチャンネルは初めてでしたが、個人が動画をアップロードしているようなものではなく、テレビ番組のようにプロフェッショナルな作りでした。
番組のコンセプトは、美味しい料理を家庭で簡単に作るコツを教えるという感じです。

ここから先は、内容が内容なので具体的に書くのを控えます。
画面の中で男性が料理を作っています。
作っているのは和食です。作りながらこの男性が時々説明をします。
それはいいんですが、これがちょっと微妙なんです。
まず、なにをしゃべっているのかよくわかりません。
くぐもった声で時々ぼそぼそとしゃべります。
しゃべっている内容は画面下に字幕が出ているのでわかります。だから、料理チャンネルとしては成立しているんです。だけど…です。
ところが、この男性が使っている包丁がやたらいいんです。
高価な、という意味ではなく、すごくいい包丁をきちんと手入れして使っています。もちろんいい物なので結果的にすごく高価だと思います。私、生育歴上の問題で刃物を見る目は養われています(何故)。この見立てには自信があります。

で、トークはそんな感じですが、道具と手際はおそろしく良くて、どんどん料理が進んでいきます。作っているのは一汁三菜的なものであることが、ここにきてわかりました。

盛り付けにはいると、突然、男性が顔を上げてカメラに視線を向けました。
そしてふっふっふっと笑いました。
なにか面白いことをしゃべって自分で受けているようです。
あわてて字幕に目を移すと、次のように出ています。

「葉皿にかいしきは使わない。だぶるからね」

ちょっと説明すると、料理の下に敷かれているシソの葉や笹の葉などを「かいしき」と言います。
懐紙を折って敷く「紙かいしき」と区別するために、葉を使うものを「青かいしき」と呼ぶこともあります。漢字は「掻敷」です。”(食事を盛る時に)下に敷くもの”という意味です。

ここで男性が話したのは「葉っぱを模した皿に青かいしきをつかうと、葉っぱの上に葉っぱが重なってしまう。だから葉皿にはかいしきを使わずに直接盛り付ける」という意味の、日本料理の作法でした。

一事が万事こんな様子で、男性がなにか話している→字幕を見る、でないと内容がつかめません。
ていうか、かいしきのくだりは字幕を見ても簡略化されすぎていて、普通なんだかわかりません。

「こまったおっさんやなあ、人選ミスとちゃうかこの番組」
とか独り言を言いながら見ていると、料理が出来上がってテーブルに並べられました。

そこに、食べる役が登場します。
関東地方の地下アイドルに似た人がいたように思い妙齢の女性です。
まあ型通りに、美味しい美味しい、ちょっとした工夫でこんなに美味しくなるんですね~、とかいう予想どおりの展開です。

そしてチャンネルは、この女性が食べながらおっさんと会話しているシーンに移り、トークがBGMに入れ替わってエンディングへ向かいます。

そこにおっさんのプロフィールが流れます。
なんと、料理人としておよそ50年、関西の超有名料亭でみっちりと修行された方でした。画面には、その流れを受け継ぐ店で長く板長を務めた後独立、今は自分の名前を冠した店で包丁を振るうみたいなのがずーっと流れていきます。めちゃめちゃすごい人やん、この「先生」。

そう思って画面を見ると、盛り付けが、そんな料理じゃないのにムダに山水になっています。
なんということのない一汁三菜の並びが本膳料理のようにも見えてきます。おそらく錯覚なんですけどね。

この「先生」、番組で料理を作っている時は、そのぼそぼそトークからあまりよい印象はありませんでした。
しかしエンディングでものすごい経歴が紹介されると、突如後光が差して見えました。
これが、社会心理学用語でいう「ハロー効果」です(でいいのかな?)。

※ハロー効果…ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。
Wikipedia ハロー効果

ハロー効果をうまく活用すれば、みんなすごい人に見えるかもしれません。
といっても、ハロー効果を生むような専門家としての見識もなければ、外見もよくないぽんこつの私はいったいどうすればいいんでしょうか。
ハロー効果っていうと、実際以上(以下)に評価が歪む現象としてネガティブに使われることが多い印象ですが、人事考課ならともかく、誰が見てもすごい人に見えるほどハロー効果を生じさせる実績って、それ自体すごい努力のたまものじゃないでしょうか。無理やん。

ここまで書いて気づきましたが、さっき番組の中で食べる役の女性が「ちょっとした工夫でこんなに美味しくなるんですね~」とか言ってたと書きました。でもそれはたぶんちょっとした工夫なんかじゃなくて、熟練した職員の技の神髄とかじゃないでしょうか。だとしたら、まったく失礼な話です。

サウイフモノニワタシハナリタイ と思いました。

「片親パン」って

みんな大好きヤマザキのミニアンパンが、最近4個入になりました。
そのニュースを探していて、「片親パン」という言葉を知りました。

※「片親パン」とは、片親で貧困家庭の子どもが食べていそうな安価で量がたくさん入った5個入りのアンパンやチョコスティックパンなどのことを意味する差別的な表現。2021年10月ころにTwitterで投稿された内容が発祥といわれている。もとは差別的な意図はなかったらしい。
似た言葉に「和室界隈」「アフガキ」「負け組ランドセル」がある。

ひどく悲しいのはどうしてでしょうか。

 

 

【住まい】「ヒートショック」を調べて知ったこと

「今週は厳しい寒さに」 天気予報がそう言っています。

寒いと布団が恋しくなります。
朝、目が覚めても布団から出られない、出たくない。
冬の間、そういうことが毎日続く。これは当たり前のこと…
だと思っていました。

ところが、寒い朝でも普通に起きられる住まいがあるらしいです。

きっかけは、ヒートショックについて調べたことでした。
ヒートショックとは、急激な温度の変化で身体がダメージを受ける状態なんだそうです。
なんだかわかったようでわからない説明です。

急激な温度の変化で身体がダメージを受ける?
温度変化といっても、せいぜい数度だろうと思っていました。
冬は室温が低い。仮に暖房を効かせていて18℃だとします。
ここからトイレに行くとします。
まさか氷点下ということはありません(まだ水は凍っていませんからね)。せいぜい2~4℃でしょう。
その温度差、16~14℃です。
厳しいっちゃあ厳しいですが、「ショック」なんて言うほどではありません。
そういう認識でした。

答えからいうと、これは間違いでした。
どうやら温度差というのは、自分の周りの温度を直に測らないといけないらしいです。
どういうことでしょう。
まず私は布団の中にいます、その時の温度はおそらく33~34℃です。
布団を出ると、まず室内の温度(18℃)にさらされます。ここで温度差16℃です。
この時点ですでに無理な気がします。起きられなかったのはそういうことだったのでした。
さらに、廊下を歩いてトイレに行きます。
換気のために窓が開いていたりします(だいたい開いています)。
冬の夜だと外気温2℃というのは普通にあります。零度なんて時も珍しくありません。
窓が開いていても外気温そのままってことは無いでしょうが、+2℃として4~2℃です。
ということは、冬の夜中にトイレへ行く場合、非常に短い時間のうちに身体は30℃以上の温度差にさらされることになります。
30℃以上ということは、何十℃という温度差です(いみふ)。
これでヒートショックが起きないほうが不思議です(確かにふしぎ)。

これを防ぐには、寝室からトイレまで、屋内の温度差を少なくする必要があります。
そういう家なら、冬の朝布団から抜け出せなくて遅刻しそう、なんてことも無くなりそうです。
で、どうするか。

魔法の呪文を唱えるんだそうです。
こうだんねつこうきみつ、こうだんねつこうきみつ、こうだんねつこうきみつ。

(この項続きます)

正解が好きな人、最新が好きな人

私は「現場の人」ですが、時々アカデミックと現場を行ったり来たりしています。
で、純粋なアカデミックの人たちとお話していると、彼らにはどうやら2つのタイプがあるように感じます。

そのタイプとは、(1)正解を求めるタイプと、(2)最新を求めるタイプです。

(1)正解を求めるタイプは、(当然ですが)間違ったことがだいきらいです。異論は認めません。やっかいなのは、ほとんどの場合、正解=自説であることです。だから、こういう人はだいたい怒っています。私はこのタイプの人から「間違いです」と言われたことが数限りなくあります。

これに対して、(2)最新を求めるタイプは、正しいかどうか少し微妙なことでも、一応論理的に成立していればオーケーです。このタイプの人はだいたい笑っています。私なんかが現場で起こったことを無理やりアカデミックに振って話すと、エビデンスなんかめちゃくちゃ甘くても「いいね、おもしろいね、それ」的な反応が返ってきて、ふたりでバカ笑いになります。

不思議なのは、両方をバランスよく備えた人がめったにいないことです。

さて、アカデミックなあなた。どちらのタイプですか。

※社会人としての注
どちらのタイプの先生も、個人的にはいいお付き合いをさせていただいています。←取ってつけたような言い訳やん。

カルディのエコバック”カルディ伝説”

さて、みんな大好きカルディでエコバックをプレゼント中です。
プレゼントは、1月10日から配布が始まっています。1回の会計で税込み2,500円以上購入するともらえます。
昨日カルディに寄って400円のチョコレートをひとつ買ったら「エコバックプレゼント中です。2500円…。あ、いいですか」と確認されてしまいました。まだプレゼントは残っているようです。
プリントされているのは”カルディ伝説”という柄。
「ああ、”クォルディ”(ネイティブ風に)ね」というあの柄です。
実店舗限定。バックが無くなったら終了です。
みんな、カルディへ急げ。
https://www.kaldi.co.jp/news/pickup/miniecobag_present_20230110.html

カルディ伝説について(超解釈)
青年KALDIはエチオピアで山羊追いをして暮らしていた。
ある時、彼が連れているヤギがめちゃ興奮しているのを見た。

KALDI「おまえら、どないしたんや」
ヤギたち「どないもこないもあらしまへん。なんか興奮しますのや」
K「なんか悪いもんでも食べたんとちゃうか」
ヤ「そら、こんなとこ見たら普通そう思いますわな」
K「どういうことや」
ヤ「あれを食べましたんや」
K「なにを?」
ヤ「あれですやん、あそこになっている赤い実」
K「これか?」
ヤ「そう、それそれ」
K「どれどれ」
ヤ「あ、なにしますんや。にいさん足元気ぃつけなはれや」
K「採れた採れた。いや、どんな味かと思うて」
ヤ「美味しおます」
K「ほんまや。これいけるわ。甘酸っぱくておいしいなあ」
ヤ「いけますやろ」
K「うん、おいしいおいしい。ほんで、なんやええ気分になってきたぞ」

エチオピアで山羊追いをしている青年KALDI君。飼っている山羊が興奮しているので調べたところ、どうも赤い実を食べたようだった。それで自分も食べたらいい気分になった。で、近所の修行僧たちにも勧めた。修道僧もこれで厳しい修業を乗り切ることができた。これはすごい、というので広まった。この赤い実の正体はコーヒーチェリー。

それを見つけた青年の名前をとって、コーヒーの発見を「カルディ伝説」と言うようになったとさ。

テキストのコピーはできません。